見沼レポート

 

 

今年最初の甘露!!

 

 

アブラムシは、南向きのこのヤブで越冬していて、暖かくなったので活動を始めたらしいです。甘露で葉が濡れています。昨日はアブラムシの幼虫もたくさんいたのですが、このテントウムシ2匹に全部捕食されてしまったようです。こら~、テントウムシ!(あ、すみません。天敵テントウムシが益虫でアブラムシが害虫だったかも知れません・・・)ミツバチが来るか観察を続けています。

 

 

 

 

小学生の本を買いました。

 

アブラムシのことを知りたいので、まずは分かりやすい本をと、この本を買いました。越冬や繁殖、寄主転換についても書いてあります。

 

「卵」で越冬し、春先に「幹母」が誕生し、卵ではなく「子虫」を産む。(ふむふむ、確かに葉の裏に小さいのがたくさん付いていました。)夏になると「有翅虫」となり分散する。(なるほど、それで、あちらこちら広範囲にアブラムシの群れや甘露があるのですね。舗装道路の反対側にアリが運ぶのは無理だと思っていましたよ。)

 

アブラムシ科の7-8割は特定の植物一種類にのみ寄生するが寄主転換するアブラムシもいる、一次寄主は樹木、二次寄主は草であることが多い。(ということは、この辺りの甘露蜜源となるセイバンモロコシは草だから二次寄主ということ? だとしたら、一次寄主はもしかして○○○? 観察を続けます。 

 

浅間茂ほか『野外観察ハンドブック 校庭のクモ・ダニ・アブラムシ』(全国農村教育教会、2001